この前の月曜日、所属している神奈川県司法書士会主催の一般法律問題についての無料電話相談の当番でした。
戸塚の事務所にて午後1時から4時までの3時間、相談件数は13件でした。電話を置いた途端に、次の相談の電話が鳴るという状態でトイレに立つ暇さえありませんでした。
相談の中身も様々ですが、中でも相続に関係する相談が半分くらいあり、相続に関する問題を抱えている方の多さをあらためて実感した次第です。
「遺産分けの方法に不満がある」「遺言書の内容がどうもおかしい」「相続を放棄したいのだが」と一度こじれてしまうとややこしい問題に発展しかねないのがこの手の問題です。
最近、エンディングノートといった遺言書を割と手軽に書くためのグッズがブームとか・・
高齢化社会を迎え、昔に比べ“老後”が長くなる中、自分の意思を明確にすることで、自分の老後とその後の円満な相続を担保したいという人が増えているということでしょうか。
相続と一言で言っても、その内容は千差万別です。人生の分だけ相続がある訳ですから、当然のことなのでしょうが。普段から相続のことなど考えて生活している人などいないでしょうが、ちょっと気になる、気になってきた、時には、司法書士が身近な相談相手になれると思います。